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月刊ヘインズ

ヘインズ70'ヴィンテージ。すでに白無地Tシャツは定番だった、1970年代「赤パック」をディテールまで忠実に復刻!

ヘインズ70'ヴィンテージ

6月も末、いよいよ夏が近づいていますね。今年の夏は節電の影響で、暑さ対策のために、Tシャツ1枚で過ごす機会が増えそうですが、夏ならではのオシャレの用意は進んでいますか?

ヘインズといえばTシャツ、特に3枚の白い無地Tシャツがパックに入った、赤や青などのパッケージの「パックT」がよく知られていますが、この夏イチオシなのは、1970年代の「赤パック」を再現した「ヘインズ70’ヴィンテージ」。
このヘインズ70’ヴィンテージ、ただ赤いパッケージを再現しただけでなく、Tシャツ本体の素材感やタグにまで、「’70年代」にこだわって復刻しているんです!

’70年代といえば、往年の映画スターの「ジーンズに洗いざらしのTシャツ」という革命的なファッションスタイルにより、それまではアンダーウェアであった「Tシャツ」がファッションアイテムとして認められた時代。日本でもそんなスタイルが一世を風靡し、「ジーンズに洗いざらしのTシャツ」スタイルの若者たちが街を闊歩していました。

’70年代を「懐かしい」と思う方にも、「新鮮」と思う方にも、是非実際に着てみて感じてみてほしい「ヘインズ70’ヴィンテージ」。
感度の高い原宿キャットストリート沿いのショップや、ファッションを知り尽くしたスタイリストさんの目には、一体どう映るのでしょうか?

RAGEBLUE(レイジブルー)原宿店の内川店長にお話を伺いました!

内川店長、まずは自己紹介と、
店舗のご紹介をお願いします。

内川店長

原宿店店長の内川 翼です。レイジブルー勤務は5年目で、今まで立川や渋谷など、いろいろなお店で店頭に立ってきましたが、当店は原宿キャットストリート沿いというだけあって、今までよりも一層ファッショントレンドを肌で感じやすいですね。その分お客様の目も厳しいのですが、店舗での商品の見せ方など、工夫のしがいがあります。

そんな原宿店の中で、ヘインズの復刻赤パック
「ヘインズ70’ヴィンテージ」は、どんなお客様が
興味をお持ちになるんですか?

内川店長

ヘインズ70’ヴィンテージは、レジ横のボックスに入れてディスプレイしているのですが、このパッケージの存在感、インパクトがありますよね。「なんだろう?」と、手に取られる方が多いです。
世代としては、原宿という立地柄、ストリート系の若い方、特に高校生や大学生が多いです。

レジ横のボックスに入れてディスプレイされている「ヘインズ70'ヴィンテージ」パッケージも雰囲気満点!

なるほど! 当時(’70年代)を知らない世代が興味を示してくれるとは、おもしろいですね。

内川店長

そうですね。やはりアメカジに精通した、こだわりのあるお客様の多い原宿キャットストリートですから、雑誌や古着屋などでヘインズを知り、ブランドに興味を持っていらっしゃる方が多いように思います。

店長ご自身も、以前から白の無地Tシャツに馴染んでくださっていたとか。

内川店長

はい、僕は今年27歳になるのですが、昔から、コーディネートに無地Tシャツを合わせたいなと思ったときは、古着屋によく足を運んでいました。古着屋でも、やはり無地のTシャツは定番で、どのお店にも置いてあって、「気付けばそこにある存在」だったんですよね。僕だけでなく、レイジブルーに来てくださるようなお客様にとっては登竜門なんじゃないでしょうか。
中でも白いTシャツは外せない。僕は白の無地Tシャツが、クルーネック・Vネック問わず大好きです。ストリートはもちろん、モード系に着ることもできて、本当に万能。
そしてやっぱり、「ジーンズに白の無地Tシャツ」のスタイルって、いつの時代でも定番でカッコイイ。究極のオシャレだなぁと思います。これが着こなせたら、確実にカッコイイ。そのイメージに、特にヘインズはぴったりで、やっぱり「外せない」アイテムなんだよなぁと感じています。

ヘインズ70'ヴィンテージ

なるほど! 確かに、「ジーンズに白の無地Tシャツ」が似合う男性って、男性から見たってカッコイイです。そして、今日は白の無地Tシャツの中でも、往年の映画スターが着ていたような「洗いざらし」の質感にこだわった「ヘインズ70’ヴィンテージ」を着てくださっていますね! ありがとうございます。着心地、いかがですか?

内川店長

着心地は抜群です。生地がとてもやわらかいのに、しっかりと適度な厚みもあり、へたれにくい。これってすごいですよね。そして、着心地の良さを約束する、こだわりの丸胴仕上げ。やっぱりヘインズだなぁと思います。
この品質で、やはりお値段もお手頃なヘインズなので、お客様にも自信を持ってオススメしています。
それと、実は丈を縮めるために、着用前に乾燥機にかけています。「少しサイズが大きいかな」と感じたときは、諦めずに乾燥機にかけてみるのがオススメですよ。

このヘインズ70’ヴィンテージ、昔のパックTよりは現代風にリサイズしているのですが、やっぱりさらにピッタリなサイズで着用するためにメンテナンスするというのは、強いこだわりが感じられますね~。いろいろなテクニックで、無地Tシャツを楽しんでほしいですね。
ちなみに、原宿キャットストリートで店長が感じていらっしゃる、今のファッショントレンドはどんなスタイルですか?

内川店長

アイテムとしては、シャンブレーシャツがよく売れていますね。また、大人っぽいアイテムをキレイ目に着こなす若い方が増えているので、ループタイをアクセントにしたり、バンダナを首元にあしらったりと、若い方も上手にオシャレしている方が多いですね。でも、そのベースにあるのは、やっぱり着回しやすいアイテム。レイヤードスタイルの一部として、やっぱり今年も無地Tシャツは外せないのでは?と思います。
また、今年は節電モードの浸透もあり、いかに涼しくカッコいいスタイルで過ごすか、注目されてくるところですよね。Tシャツをうまく組み合わせたスタイルが、一層注目されてくるのではないでしょうか。

内川店長、どうもありがとうございました!!

そして、以前月刊ヘインズで繰り広げられたインタビューがとても好評だった、人気スタイリスト、小野田さんからもコメントが届きました!インタビューにて伺った通り、びっくりするくらい古着が大好きな小野田さんの目から見たヘインズ70’ヴィンテージ、その着心地や再現度はいかがですか?

小野田 史(おのだ ひとし)さん
ONODA'S COMMENT
ファッションスタイリスト 小野田 史(おのだ ひとし)さん

パッケージは無論、ネックバンドの細さやタグデザイン、そして特に洗った後のツブツブとしたムラのある生地感など、とても忠実に復刻されていて嬉しくなってしまいました。中でも、やはり感動したのは、吊り編みの製法から、当時のプロダクトをリアルにこだわって仕上げてくれたことです。メンズファッションのアーカイブとして、ファンの心を裏切らないでくれたな・・・! と。こんな素晴らしいヴィンテージ復刻が、クルーネックだけでなくVネックも、タンクトップも・・・と、続々とシリーズ化して展開してくれたら、最高に嬉しいです。

小野田さん、ありがとうございます! 洗ってまで、細かくその品質を確認していただいて・・・ヘインズもこだわって作ったかいがありました。

ファッションアイテムとして「なんとなくいい感じだなぁ」と思って着ていただくことももちろん嬉しいのですが、その背景やディテール、そしてメンテナンスのテクニックを知ることで、より幅広い「Tシャツスタイル」が楽しめそうでワクワクしてきましたね!
ぜひ、この夏は、コダワリの「ヘインズ70’ヴィンテージ」を、日々のファッションに取り入れてみてください!

次回は7月25日(月)更新です!!

ヘインズ70'ヴィンテージ 取り扱い店舗一覧
BUDDY
http://buddy71.com/
RAGE BLUE
http://www.rageblue.jp/navi.html
ジーズショップ オサダ
www.j-osada.co.jp/
ジーズショップ ヤマト
www.jeans-yamato.co.jp/
ジーンズファクトリー
http://www.jeansfactory.net/
ビックアメリカンショップ
http://www.bigamericanshop.com/
HUNKY DORY
http://www.hunkydory.jp/?mode=f2
BornFree
http://www.bornfreegroup.com/shop_bornfree/
DENVER
http://www.jeans-denver.co.jp/
WARE-HOUSE
http://www.mr-ben.com/
GREAT 
http://www.rakuten.co.jp/greatstore/info.html
SOUTH
http://www.w-south.com/index2.html
Jeans akaishi
http://www.jeans-akaishi.com/
BINGOYA
http://www.bingoya.net/
WillyWillyパレット店
http://www.willywilly.jp/
吉祥寺 ウエスタン
マツヤ新潟店
http://www.jeansmatsuya.com/
エムエムマエムラ
FREAK’S STORE 渋谷店
http://www.freaksstore.com/
FREAK’S STORE 古河店
http://www.freaksstore.com/
Hanes 月刊ヘインズ